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Welcome to West Lab.

西研究室は次世代インターネットやスマートコミュニティ、そして関連する情報インフラの研究に取り組んでいます。

  • 次世代インターネットに対応した知能化インターネットルータを独自に開発し、性能や機能の向上を図るとともに、エッジコンピューティング領域への応用を進めています。
  • スマートコミュニティでは、提携・連携している様々な実証環境を屈指し、住民向け・地域向けサービスを展開しています。関連して、スマートインダストリーや、スマートアグリカルチャーといった取り組みも行っています。
  • 次世代インターネットとスマートコミュニティを統合した情報インフラシステムを構築しています。また、その要素技術として、個人情報を守るための情報匿名化技術やセキュリティ技術なども構築しています。

これらの実現するために、C, C++, C#, Python, Java, JavaScriptといった様々な計算機言語、さらにはネットワークを流れる情報の処理と監視を高速化するDPDKなどの基本ライブラリ、DockerやKubernetesといったコンテナ技術、また、集めたマッシブデータの処理や、システム全体の処理状況を効率的に把握するため、Pytorch, Keras, Tensorflowといった機械学習特にDeep Neural Networkを用いた仕組みも利用します。さらにはVerilogやFPGAといったハードウェア設計を通した実システム設計を行っています。その上で、実アプリケーション設計し自前で運用することで、各種問題に対する解決手法を提案し続けています。

西研究室は、学部においてシステムデザイン工学科に、大学院において開放環境科学専攻情報工学専修に所属しています。情報処理・信号処理技術がなければ社会インフラはなにも存在しえません。たとえばAIは実社会データが必要であり、自動運転には制御が必要であり、スマートシティは都市設計や地方自治体協力が必要であり、ハードウェア構築は性能・電力・熱・使いやすさ評価が必要となります。すなわち、情報工学の知識だけでは、正しくシステムを構築・評価することはできません。逆に、情報工学の知識がなければ、効率的かつインタオペラビリティの高いシステムを構築できません。学部ではシステムデザイン工学科の理念である解析・設計・調和を基軸として、さまざまな学問分野と連携した実践的情報システムの知見を身に着け、そして情報工学専修において、先端計算機アーキテクチャ・ネットワークアーキテクチャに関する研究をより深く行うことで、あらゆる分野を高度に融合させた先端かつ実践的情報システムを構築するというユニークな研究を行っています。

また、徹底した応用・実証主義を掲げており、現地や実機での実験を重要視しています。スマートコミュニティでは、街や住宅、工場へ設置したセンサによるデータ、住民の移動や購買データ、さらにはネットワークトラフィックをキャプチャしたデータ、スマートアグリカルチャでは実圃場データなど、様々なデータを保有しており、これらを自ら全て構築しています。このような環境を用いて、システムの構築技術、システムで取得したデータの利用技術、さらにはサービス提供技術などを包括的に学び、研究することができます。国内の地方自治体や企業との共同研究を多数行っていることはもちろんのこと、国外の大学や企業や著名研究機関との共同研究やインターンを行う機会も多く、毎年多くの学生が海外の大学・研究機関との研究に関わり、また留学しています。このような連携により、単に研究成果を得るだけでなく、国際技術標準化も活発に行っています。


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