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スマートコミュニティ創造事業

スマートコミュニティとは?

「スマートグリッド」や「スマート医療」など「スマート」は情報通信技術応用によるインフラの高機能化・効率化を意味し、スマートタウン・スマートシティは、このスマートインフラを街や都市へ集中的に多種類導入することを意味します.また、スマートコミュニティは、場所ではなく住人サービスに注目した導入を意味します.当研究室は、情報インフラの観点でスマートシティ・コミュニティ実現や技術標準に取り組んでいます.

実証地区で展開するスマートコミュニティサービス実証

◆ 低コスト赤外線アレイセンサの高精細化とステレオ化

低コストの赤外線アレイセンサの高精細化とステレオ化を実現しました。
以下は、実装した赤外線アレイセンサシステム。

このセンサシステムを実環境に設置しデータを取得しました。

赤外線アレイセンサで取得されたデータは高精細化されました。

このシステムは、住環境内にいる人の着衣量を推定することや、居住環境推定による空調効率化などに応用することが可能です。

 ←高精細化ステレオヒートマップの例。

 

◆ グリーンニューディールと住宅性能認証制度

グリーンニューディール(GND)とは、米国において温暖化防止と経済格差の是正をもたらす形で行う経済刺激策のことを意味します。かつて世界恐慌に対応するために行ったニューディール政策を環境問題等の今日の課題の下で行う経済刺激策です。

CO2排出量が低いなどの住宅性能が高い住宅に対しては、自治体がその建設費の一部やリフォーム費用等のを住宅性能改善工事費を自治体や投資会社が補助し、エネルギーコスト削減分を15年で各家庭が変換する取り組みが一部自治体で始まっています。この取り組みにおいて、住宅性能をより安価で、手軽に判定するシステムが求められます。西研究室では、空調消費力と温度情報のみで住戸の熱還流率を推定するシステムを確立しました。

 

 

 

◆ミソノ・データ・ミライプロジェクト

家庭内の電力データ、位置情報、購買情報などの人間の経済活動に関わる様々な情報を匿名化し、統合データプラットフォームを通して各種サービスに利用することで、個人情報を守りながら、各ユーザの生活の利便性・快適性を向上させる情報銀行プロジェクトがさいたま市で始まっています。西研究室ではこの統合データプラットフォームの開発に参加しています。

 

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